全体委員会のあり方についてもう一度 #科学史学会選挙
30人の全体委員を選ぶ方式自体に検討が必要なことは12月20日から30日にかけてツイートしました.しかしこれは科学史学会の会則ですから,すぐには変えられません.すぐに出来ることとして,委員会での資料と詳細な会議録の保存・公開があります.
もし私が科学史学会の会長に当選すれば,私が提案する新企画を全体委員会が検討することになります.私の提案よりすぐれたアイデアが出ることを期待しています.経験の長い全体委員からの反対意見も出るでしょう.
全体委員会での提案資料と議論を会議録としてすべて公開します.たとえば「若手研究発表会+若手による一般向け講演会」の提案には目的,予算,具体的な手順,予想されるメリットと問題点などの資料,そしてそれについての議論が公開されるわけです.
反対意見も当然出るはずです.誰がどういう議論や提案をしたか,最終的に誰が賛成・反対したかも議事録として公開します.これは会員が次の #科学史学会選挙 の際に誰に投票するのか決めるための資料にもなります.
今でも全体委員会報告は『科学史通信』に掲載されますが,それはいわば業務報告でしかありません.議論の内容や,誰がどういう意見であったかは分かりません.そもそも現在の全体委員会はほとんど定型業務しかしていないので,議論自体があまりない.
私は幾つかの新企画を提案しています.私が当選した場合,それらは全体委員会で議論されます.だから実現を約束することはできませんが(会長は独裁者ではないのです!),提案がどう議論されて,誰がどういう理由で賛成・反対したかは確実にお知らせします.