このところ全体委員会批判が続いてしまいましたが,学会誌の編集と年会の開催という業務が継続されていることは,もちろん重要なことで,その功績はもちろん評価すべきです.
posted at 17:10:31
しかし現在の科学史学会は,行き詰まりが見えてきている.従来の業務以外にも打って出てはどうか,その際に「若手は下働き=雑巾がけ」という形での働き手確保はもう無理だ,と言っているわけです. #科学史学会選挙
posted at 17:10:52
すると人手が足りない,予算がない,という声が聞こえてきそうです.まず人手ですが,最初に下働きをさせようとするから人手が集まらないのです.調査費でも交通費でもいいから,支援策を打ち出して人を集めて企画を進めましょう.
posted at 17:11:05
無償の下働きをやらされた人は,後から来る人にはそういうことはさせまいという人と,あらゆる理屈をつけて同じことをさせようとする人に分かれるようです.若手だって下働きでポストが来るなら安いものだと思う人と,それはそもそも不当だと思う人に分かれるのでしょう.
posted at 17:11:23
年寄りが「下働き」をさせたがり,若手が反発するというほど事態は単純ではないようです.私は下働きに反発してきました(そして,運良く下働きをせずに済みました).今の私は若手の「下働き」があれば逆に利益を得る年齢ですが,やっぱりそれは正義に反すると思います.
posted at 17:11:42
話をもとに戻して,科学史学会は新しい試みが出来る場所というイメージが必要です.12月に「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」の中間報告が学会のwebページにあがりました.このような調査企画を,学会がもっと後押しすべきです.
posted at 17:12:02
私は『科学史通信』が届くたびに,30年来変わらない,A5版の貧乏くさい冊子にがっくりきます.旧態依然の学会のイメージそのものです.物不足の時代でないのだから『科学史通信』は増ページするか,A4版にしてほしい.
posted at 17:12:45
『科学史通信』の内容を増やせないのは,人手が足りないからでもあるのでしょう.ここでも悪循環になっています.下働きする人はもういないよ,くどいけど繰り返します.
posted at 17:13:03