全体委員のなり手や,学会開催校を見つけるのが容易でない問題について補足します.#科学史学会選挙
全体委員会は5月の総会の時以外は東京で開かれます.2年間で多いときは10回くらい.だから地方在住者が全体委員になるのは困難です.情報や議論を共有するためにグループウェアを利用して,顔を合せる会議は減らし,簡単な事項はネットで相談して,迅速に決定すべきでしょう.
ただ,メールでは駄目です.科学史学会ではメールを読んでいないと平然と言う全体委員もおられる,というのは別にしてもメールの見落としは必ずあります.「グループウェア」ってなあに,という方は...これまでの貢献に感謝しますが潮時でしょう.
私が当選したとすると,種々の新企画を提案しますので,すぐに全体委員会の回数を減らすことは難しそうです.しかし会議回数を減らせる条件を整えたいと思います.
次に学会(年会)開催校ですが,開催校(開催地)が絶対にやらねばならないのは部屋の確保だけです.人手が足りないときは,講演やシンポジウムの申込,参加費等の支払を本部で受け付けてしまいましょう.プログラム作成だって,全体委員がネットで手伝えます.
「学会本部がサポートしますから一人でも学会(年会)は開けます」,要するに「学会らくらくパック」,これなら名乗りをあげる支部や会員が出てくるのではないかと思います.
学会のプログラムが1か月前の決定だと,安い飛行機のチケットは売り切れていたりします.遠方の人のことを考えましょう.予稿締切を多少早めても,2か月以上前にプログラムを決定したいと思います.(2年前の大阪市大の学会では,ある方の尽力で予稿締切の数日後にプログラムが出来ました)
ところで,中根さんのブログは読むのが怖いくらいの破壊力です.michiyo-nakane.cocolog-nifty.com/blog/ 実は論文のない大先生って誰だろう.興味津々です.